感想

読んだ本×1冊

谷川流『涼宮ハルヒの退屈』(308p) 〜P308。読了。 感想は憂鬱とほぼ同じ。アニメで話を知りすぎていて、ラノベとしての面白さがどこにあるのかは判断不能状態。 ただ、ラノベはアニメと違って長門の水着が見れないので、その点でアニメにはっきり劣っている…

読んだ本×3冊

谷川流『涼宮ハルヒの憂鬱』(307p) 〜P307。読了。 アニメでストーリーはわかっているので、ラノベとしての面白さがどこにあるのかはちょっと判断不能状態。7,8点。 谷川流『涼宮ハルヒの溜息』(278p) 〜P278。読了。 メタな言及は好みだが、装飾で水増…

読んだ本×3冊

佐藤友哉『デンデラ』(331p) 〜P331。読了。 姥捨て山に捨てられたババアたちは、実は山奥にコミュニティを作って生きていた!そこに住む50人のババアたちが羆と戦う。という話。登場人物は全員性器が癒合して穴がなくなっててもおかしくないくらいのガチバ…

観た映画×1本

涼宮ハルヒの消失/石原立也/2010年 ゆとり、光彦、うのとろと。8点。非常に面白く、来週の土曜日に2回目を見にいく予定がすでに立っているほど。感想は残しときたいけど、今バイト先で後ろから覗かれると死ぬのであとで。

読んだ本×2冊

鹿野司『サはサイエンスのサ』(269p) 〜P269。読了。 すげー面白かった。ATCG以外の塩基を使った遺伝子の実験とか、アミノ酸を20種+α使う生物とか、科学ヤバイ。小惑星探査機はやぶさの話なんてそれこそSFの世界の話だし。やっぱサイエンス小話は燃えるね!…

読んだ本×2冊

S-Fマガジン 3月号(280p) 〜P280 これは感想はあとでって言って感想書かないパターンだね。書かないよりましなので以下本気度15%の感想。 「零號琴」→面白かった。書き方の温度が低いだけで本当に面白かったんだよ。 海外SF受賞作特集→ネタは古いのにまだ…

1月に読んだ漫画×36冊

1月の読書メーター読んだ本の数:36冊読んだページ数:5339ページ無能の人・日の戯れ (新潮文庫)定職につかない人間への見方が変わった現代、発表当時とはまた違った受け入れられ方をする気がする。この時期のつげの作風からストーリーを背景に退かせて路地…

読んだ本×2冊

S-Fマガジン 2月号(536p) 〜P536。読了。 創刊50周年記念特大号。先月が海外篇で今月が日本篇。読みごたえありすぎ! 今まで自分が読んで来たSFは国産品よりも翻訳の方が多くて、日本篇といわれてもピンと来なかった部分もあったけど読んでみたらなかなか…

読んだ本×2冊

デイヴィッド・ロッジ『小説の技巧』(333p) 〜P333。読了。 8点。つまり小説を「巧く」読むっていうのは、そこに込められた技巧を(言語化できないまでも)認識し味わうことなんだよな。引用されている文も始めにプレーンな状態で読むと良さがよく分からな…

読んだ本×1冊

デイヴィッド・ロッジ『小説の技巧』(333p) 〜P256

読んだ本×2冊

筒井康隆『時をかける少女』(260p) 〜P260。読了。 「悪夢の真相」→2,3点。子供向けとは言え、子供でも楽しめるのか微妙なくらいに安直なストーリー。謎解き、それも取って付けたような謎解きしか存在しない。なんで部屋に般若の面があんだよ! 「果てしな…

観た映画×1本

ええじゃないか/今村昌平/1981年 泉谷しげるがはまり役。不細工が頑張ってる映画はいい映画。7点に近い7,8点

読んだ本×3冊

ピエール・ロチ『倦怠の華』(278p) 〜P278。読了。 半分自分の純粋な興味、半分レポートの題材で読了。 「小説作品の語りの構造を分析せよ。題材は自由。」という課題なので、はからずもとてもレポート向けの小説だった。山ほど読むものがある人は別だけど…

漫画×3冊、活字本×1冊、イヤホン×3個を購入

12/30で買い物納めかと思ってたけどアマゾンでポチッてたのを忘れてた。このブログ上では届いた日=買った日なので大晦日まで物欲日記になった。 三上小又『ゆゆ式』1巻 芳文社 まんがタイムKRコミックス 送料込み900円くらい 定価よりやや高いけど初版帯 け…

漫画×3冊を購入

赤塚不二夫『バカ田大学なのだ!? 「天才バカボン」より』筑摩書房 ちくま文庫 105円 つげ義春『無能の人・日の戯れ』新潮社 新潮文庫 105円 平松伸二『戦国SANADA紅蓮隊』1巻 日本文芸社 ニチブンコミックス 定価 6点。もっっっっと過剰にネタっぽくてもよい…

読んだ本×3冊

舞城王太郎『ディスコ探偵水曜日』下巻(452p) 〜P78 新城カズマ『15×24』6巻(302p) 〜P302。読了。 うーむ……。楽しいのは確かに楽しい。15人+αのタイムラインを追うだけで楽しめるし、時間の切り方、視点の変え方など小説の作り方は非常に上手い。ただ…

読んだ本×1冊

宮台真司『日本の難点』(286p) 〜P286。読了。 諸問題を横断的に扱うのはいいけど、話はけっこう取っ散らかってるような……。コミュニケーションの章で、個人間のコミュニケーションとマス・コミュニケーションを一緒に扱うのも統一感がない気が……。学問的…

読んだ本×2冊

舞城王太郎『ディスコ探偵水曜日』上巻(621p) 〜P621。読了。 なんとなく「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」。世界の正しい在り方を取り戻す冒険的な意味で。おもに講談社と新潮社から本を出している著者の新潮社から出した大作的な意味でも…

読んだ本×1冊

大江健三郎『新しい人よ眼ざめよ』(324p) 〜P324。読了。 主人公の生活のなかでもたらされた精神の棘を、それと相似形を持ったイーヨーのエピソードで回復していくというのが基本的な構造。その回復の物語が主旋律となって7章に渡って変奏されていく。こう…

読んだ漫画×1冊

北山茂樹・関根二郎『牝雀肌仕掛け』 北山茂樹×女雀士という奇跡の組み合わせ。女雀士モノというと、負ける→体で払え!→サービスカットという黄金パターンがありますが、そのパターンに持ち込まれるケースが案外少ないのは北山茂樹の画力ゆえでしょう。でも…

読んだ本×3冊

アンソロジー『NOVA1』(446p) 〜P446。読了。 全体的にレベルが高く、文句を付けるべき話はなかったといってよい。強いて言えば藤田雅矢「エンゼルフレンチ」はもう少しオチに強さが欲しい気もしたけど、作品のリリカルな空気が好きなのでプラマイゼロで問…

観た映画×1本

マイマイ新子と千年の魔法/片渕須直/2009年 そのうち観ようと思ってたらどうやらそろそろ観れなくなるそうなのでだわさんとだわさんの友達と新宿ピカデリーで観る。朝早い回しかなくてキツい。 昭和の風俗や背景の描写、方言、平安時代の考証など細かいと…

観た映画×1本

チョコレート・ファイター/プラッチャヤー・ピンゲーオ/2009年 ポイントは、「主人公がかわいい女の子である」という点ですね。もし同じ話をトニー・ジャー主演で映画にしても、物語としては成立するけど全く面白くないものに仕上がるはず。その意味でこの…

読んだ本×1冊

SFマガジン 1月号 〜P536。読了。 やっと読み終わったよ!読み応えありすぎ! 50 周年記念号ということで、どの作品も非常に満足度が高い出来。トップ3をあげると、テッド・チャン「息吹」、パオロ・バチガルピ「第六ポンプ」、ダン・シモンズ「炎のミューズ…

読んだ本×1冊

新城カズマ『15×24』4巻(330p) 〜P330。読了。 17歳で妊婦!うひょ〜とか思ってたら実は想像妊娠のサイコ女という事が発覚してさらにうひょ〜 この巻だとササハラの株が上がりましたね。一方でマーチの株はさらにガン下がりです。いくらなんでもここまで愚…

読んだ本×3冊

新城カズマ『15×24』1〜3巻(318p,355p,240p) 3冊読了。ふう。新城カズマの本読むのは初めて。 面白かった。事件に巻き込まれた15人の24時間の行動をリアルタイムに追った小説。だから『15×24』。海外ドラマの「24」みたいな感じ。「24」観たことないけどな…

LPにして×2枚

Weldon Irvine/The Sisters Billy Mitchell/Blue City Jam 絶版になる本はそれなりの理由をもっているし、CD化されない音源もまた然り 追記:「それなりの理由」の九割方は単純な質の低さなんだけど、Weldon Irvine/The Sistersに限っては再発されない理…

読んだ本×3冊

アルフレッド・ベスター『虎よ、虎よ!』(446p) P446。読了。 はじめは主人公の復讐へのモチベーションについていけなかったけど、後半になって話の構造がわかるとその辺の引っ掛かりも氷解して読みやすくなる。これは再読しないと真に楽しんではよめないな…

活字本×2冊を購入

木下古栗『ポジティヴシンキングの末裔』早川書房 想像力の文学 定価 小塚光治『やさしい川崎の歴史』川崎歴史研究会 定価 ぜんぜん売れ無さそうなのになぜかすごいいい位置で平積みされてて思わず購入。 俺の住んでいるこの土地には昔から人が住んでいて歴…

読んだ本×1冊

川原礫『アクセル・ワールド』メディア・ファクトリー 電撃文庫 〜P296。読了。 ズイケン推薦作なので手を出してみた。ズイケンさんほど深く感動出来はしなかったけど、ズイケンさんがその感想で言わんとしていたことは分かる。よく言えば王道、悪く言えばテ…