読んだ本×2冊

  • S-Fマガジン 2月号(536p)
    • 〜P536。読了。
    • 創刊50周年記念特大号。先月が海外篇で今月が日本篇。読みごたえありすぎ!
    • 今まで自分が読んで来たSFは国産品よりも翻訳の方が多くて、日本篇といわれてもピンと来なかった部分もあったけど読んでみたらなかなかに面白い。やっぱり日本が一番ねぇ〜。
    • 海外SFは、翻訳で読む限りどうしても本国での発表とタイムラグが生じてしまい、場合によっては何十年も前の作品がヒットなんてことも起こりうるが、雑誌に載る国内SFは基本的に新作であるというのがいいところ。そういう意味で飛浩隆「零號琴」なんかを読んでるときの「立ち会ってる感」は雑誌読みの醍醐味と言える。
    • 「零號琴」はこれからしばらくのSFマガジンを読む楽しみになるとして、その他の読み切りだと、牧野修「小指の思い出」、小川一水「アリスマ王の愛した魔物」、山本弘「地球から来た男」、菅浩江「夢」、野尻抱介「コンビニエンスなピアピア動画」あたりが好み。小川一水は『第六大陸』がダメで敬遠してたけど他のも読みたい。
    • その他のもこれは読めないっていうのはなかったと思う。海外篇は作品毎に乱高下があったのに対して、国内篇は全体的に平均点が高い印象。
  • 次によむのはS-Fマガジン3月号。
  • S-Fマガジン 3月号(280p)
    • 〜P78