観た映画×1本

  • 秋刀魚の味小津安二郎/1962年
    • 「うなぎ」を観て小津っぽいと思ったけど小津の方が圧倒的に小津的だった。アングルとか音楽の入り方とか、「東京物語」とこれしかまともに観たことないけど小津的とわかるくらい小津映画は小津的。
    • 岩下志摩がキレイだった。女の人は若いだけでだいぶ違うね。恩師の娘役が「東京物語」の長女役の人で笑った。佐田啓二かっこいい。
    • 小津映画に出てくるような美人ってなんで絶滅したのかね。もっと日本人は着物着れ。
    • 昭和の町並みが好きなのでそういうカットが出てくると燃える。そういうカットに限って長調の穏やかな音楽が流れるんだ。町への愛を感じる。
    • サンマ食わずに終わってビビった。サンマは直接関係ないけど、なんとなく納得できるという点で絶妙なタイトル。
    • 7,8点。小津はもっと観たい。小津映画論みたいな文章を読みたい。そういうものが存在してるとして。あと昭和20・30年代の街並みの写真集が欲しい。そういうものが存在してるとして。

鴨川ホルモー

「なんで表紙がセーラー服なの?」という疑問が解決

セーラー服と機関銃

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鴨川ホルモー (2) (角川コミックス・エース 216-2)

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時をかける少女 [DVD]

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角川映画のパロジャケだったんですね。

少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録+トークショー

    • 幾原トークショー付きの上映の券が取れたということで、プイさんに「行きます」と返事した時点ではアニメ版を20話くらいしか見てなかったけど参加。僕以外の参加者はプイ、だわ、ズイケン。
    • 当日の流れは、テレビ版25話上映→トークショー(幾原、さいとうちほ、司会者の3人)→映画上映。幾原はその容貌について具体的な情報ゼロだったのでスタイリッシュさに驚いた。でも話す話の内容は頭おかしい(誉めてる)。さいとうちほはしっかりとして、プロ精神に溢れた人だった。
    • 映画も事前情報ゼロ。初めはテレビ版の続きだと思って見てたので「?」だったけど、テレビ版とは関係ないんだと割りきれてからは楽しめた。
    • ここに書く一切の言葉は誉め言葉なんですが、全編の全ての部分に対して「頭おかしい」という言葉を送りたい。テレビ版に輪をかけてヤバくなった建物のフォルムとか、車とか、描きたいから描いたとしか言いようがないもので埋めつくされた、僕が見た中で最もクレイジーなアニメです。
    • 8点か9点か10点。そういうの待ってました!って感じ。10年前の映画だけど。
    • 王には結局挑戦しなかった。

見た映画×2本

  • パフューム ある人殺しの物語
    • 面白い! けど結末はやや不満。人並みに愛されたかった、ってそんなこと言ってなかったじゃーん。初めからただの変態だったじゃーん。終わり方だけ雰囲気でゴリ押しっぽいけど綺麗なものも汚いものも無修正で出てきて画面に惹き付けられる。8点。
  • かもめ食堂
    • これは俺に見られないために生まれてきた映画だね! 好きな雑誌はku:nelですって人なら7,8点だけど、ku:nelファック北欧ファックな人は3,4点くらいつけてもおかしくない。よって3点か4点。映画とは直接関係ないけどロハスもファック!

キリンジの高樹が次に書く詞は

キリンジの高樹が冨田ラボで出す歌に詞を書きますが、どうやら漫画の「昴」を読んでイメージつかんで書いたということらしい。付箋貼ったりして書いたらしい。キキキリンジで言ってた。いやー楽しみですなー。