観た映画×1本
- 秋刀魚の味/小津安二郎/1962年
- 「うなぎ」を観て小津っぽいと思ったけど小津の方が圧倒的に小津的だった。アングルとか音楽の入り方とか、「東京物語」とこれしかまともに観たことないけど小津的とわかるくらい小津映画は小津的。
- 岩下志摩がキレイだった。女の人は若いだけでだいぶ違うね。恩師の娘役が「東京物語」の長女役の人で笑った。佐田啓二かっこいい。
- 小津映画に出てくるような美人ってなんで絶滅したのかね。もっと日本人は着物着れ。
- 昭和の町並みが好きなのでそういうカットが出てくると燃える。そういうカットに限って長調の穏やかな音楽が流れるんだ。町への愛を感じる。
- サンマ食わずに終わってビビった。サンマは直接関係ないけど、なんとなく納得できるという点で絶妙なタイトル。
- 7,8点。小津はもっと観たい。小津映画論みたいな文章を読みたい。そういうものが存在してるとして。あと昭和20・30年代の街並みの写真集が欲しい。そういうものが存在してるとして。