卒業式

雨の中本郷まで。本当にひどい天気で、この天気のせいで卒業式のことは生涯忘れないと思う。しかし振り返ると本郷に行ったのなんて本当に数えるほどしかなかった。
まわりに知り合いがほとんどいなくて、なんで俺と同じタイミングで卒業しないの?みんなひどくね?とか思ったけど、どう考えてもひどいのは留年している俺だった。
同じ学科の卒業者は卒業可能学年にある8人中3人で、しかもそのうち1人は欠席という恐ろしい結果に。学科の中に絆などない。
卒業式で感じる感慨の深さは全体<学部<学科の順に大きい感じだった。
手続き上意味ないのはあたりまえだけど、気持ちを整理する装置としてはやはり卒業式はあってよいものだなあと、出て感じた。