5日目・京都

近鉄→京都駅のネカフェ→漫トロピー会合へ→飲み会へ→京大構内に宿泊
この日から奈良を離れる。本来なら13日にTMRと合流であったので、この日はどこかで宿を取らねばならない。いいネカフェを探すために京都駅に近いネカフェへ入る。ここで14日の集合をゆとり・光彦に聞くと、まだ決まってないという。はぁ? さらに知らないうちにレンタカーではなく18切符で回ることになっているという。はぁ? 直前になってツアーの期待値がガン下がりする情報がどんどん出てくるという最悪の事態にこの時点でツアーの不参加を決定する。
はんたまとか言う糞が幹事としての仕事をまったくしなかったことが今回の件のもっとも重い原因であったことは間違いない。死ね糞虫。糞虫のあとを引き継いだ幹事は仕事へのモチベーションは当然高まらないので100%の仕事を期待することは酷だと思うけど、それにしても日程や移動手段という超重要事項を参加者の一人に全く連絡を取らずに変更し、なおかつそれを直前になってまで告知しないというのは、仕事が満たしているべき最低クオリティを大きく下回っていると言わざるを得ない。自分も昔ひどいツアーを組んだ前科はあるけど、いくらなんでもここまでではなかったと思うよ。
……ここまでぼろぼろになるなら、会誌の仕事は減らしてもいいと思うんだけど。実質3,4人(「実質」は5人じゃないと思う)で120pの会誌を作るのはどう考えても無茶。あたりまえだけど、サークル活動なんだから楽しいことにリソースを割いた方がいい。まあ、これも全て老害を追い出す手段だと考えるとかなりいい手腕を発揮できていると思いますね。
とは言ったもののブックオフツアーには行きたいので、このあとすぐにレンタカーを借りる手続きを取り14日、15日に京都のブックオフを回る算段を立てる。
その後、出町柳に向かい、京大漫トロピーの会合を見学させていただく。以下レポ。間違い等あれば指摘してください。
漫トロピーの会合は金曜日・18時〜19時の間に集合、この日集まった20人弱のうち7割くらいはこの時間内に集まっている。集合場所は文学部控室なる部屋で、黒板上に「自主管理貫徹」という文字が赤いペンキで書きなぐられているという学生運動の残り香を感じることが出来る空間であった。リアル・レッドの世界。カギは常時空いているというワンダーランドで、こういう場所が駒場にもあればいいのにと思った。
そんな感じで各自で談笑しているうちに19時になり会合開始。会合はまず締め切り関連の諸連絡から始まって、今回は自分が参加するということで皆さんから自己紹介をしていただく。若い会員が多かった気がする。
その後各会員がその会合までに読んだ漫画(レビュー漫画を除く)について簡単な感想を発表。メジャーな漫画からマイナーな漫画まで取り上げられてたと思う。これはすごいいいと思った。こういう形式でやるかは相談だけど、少なくとも自分と小数の人間しか読んでないと思われる漫画に関してはTMRでも何らかの形で情報を発信・共有した方がいいと思う。極端に言うと、TMRでは自分が読んだ漫画は当然全員読んでいるという前提で話が進む傾向がある。もちろん極端に言っている。矜持としてそういう気持ちを持っているのはストイックでいいのかもしれないけど、実際には各自が読んでいる漫画をみんなが読んでいるはずはなくて、そのギャップは知ったかぶりで埋めているのが現状だと思う。それは漫画を読むサークルとしては不健全だと思うんだよね。つーか集まってる意味ないと思う。漫画に関する情報を集めるコストを下げるために集まってるはず*1なのに、TMRに入っても十分にコストは下がっていないのが現状。自分が読んでいる漫画について情報を発信して、他人からも情報を受けて、その溢れる情報から自分の嗜好にあったものを選択していくことこそ漫画読者が集まっている意義だと思うんだが。情報を隠した上で「趣味がバラけてていいですね」なんていって満足してるのはおかしいと認識されなきゃいけない。以上のことは、ダメなところを極端に拡大した上で話をしている。実際には自分が知らないところでこっそりと情報が共有されているのかもしれない。
そのあと、各自の要らない漫画をオークション。これは毎回やっているわけではないようですが。私も買い手として参加して下に書いたブツを入手した。うまうま。
オークションが終了した時点で21時過ぎくらい?で一旦休憩。休憩ののち座談会の校正に突入。漫トロピーではなんとTEXで座談を出力していた! マジでWordで十分です。校正はかなり時間がかかり、全てが終了したのは24時過ぎ。さすがにこれだけ長いことはあまりなく、だいたい23時くらいに終わるとのこと。
その後さすがに電車もないので、もう1つ言うと宿もないので、京大近くの飲み屋で飲む。もっと飲みたかったよー。
その後、ご好意に甘え、文学部控え室で仮眠を取り、朝を迎える。

*1:これは漫画に関する情報の側面に関してのみの意義であって、ほかにも「集まってて楽しい」等の別の意義も当然存在している。