読んだ本×2冊
- 舞城王太郎『阿修羅ガール』(367p)
- 〜P367。読了。
- 『阿修羅ガール』は家に単行本があるけど安かったので文庫で読むことにした。舞城王太郎の小説読むのは初めてです。
- 読みやすい文体、というより、読んでいるときの疾走感がすごかった。読者を物語に巻き込む力がとても強い。村上春樹なんかとはまた別のリーダビリティの高さがある。
- キャラや記号がどぎつくて、上手くメッセージを噛み砕けなかったけど、なんだかすごいものを読んだという感覚は確かに脳に残っている。読者を物語に没入させ、読んでいる最中に読者から客観性を奪うこの感じ、『阿修羅ガール』だけ読んで思ったのは、舞城王太郎って人は新井英樹や花沢健吾に似た資質を持っているのかなということ。他のも読んで検証します。8点に近い8,9点。
- 次に読むのは田中啓文『邪馬台洞の研究』(376p)。読み始めちゃったから読む。これ読んだら古川日出男『アラビアの夜の種族』1巻(277p)に移行。
- 田中啓文『邪馬台洞の研究』(376p)
- 〜P36