観た映画×1本

  • 女囚701さそり/伊藤俊也/1972年
    • 8,9点。ストーリー単体で観たらどうってことはないのに、とにかく演出がキチガイで、いちいち列挙するのが躊躇われるくらいに全編過剰演出のオンパレード。とにかく、半乳のまま警察署の前で刃物を振り回す梶芽衣子、アツアツの味噌汁を頭からかぶるおばさま、割れたガラスを凶器に暴れ回るカブキ・ガールを観たい人は必見の映画だと言えよう。あと、穴を掘っちゃ埋め掘っちゃ埋めというクラシカルな懲罰も観れる。
    • 全編に渡って惜しみ無くおっぱいがボヨンボヨンしてるのもプラス要因。観客に向けてのサービス精神を全面に出しつつ、梶芽衣子をマスコットに掲げ独自の美学を貫いており、単なる娯楽映画ではないもうなんだかよくわからない映画になっている。早急に続編も観る。