2009-09-20 読んだ本×2冊 活字本 感想 ナンシー・クレス『ベカーズ・イン・スペイン』(525p) 〜P525。読了。 7点。 一番面白いのが「密告者」。地球人と全く違う価値観を、その価値観の外から描くのでなく、価値観の中の視点から描いて浮かび上がらせることに成功しているのがスゴいところ。8点。 次に面白いのが表題作。向こうでは無眠人シリーズでまとまって本になってるらしいが何故日本ではバラしているのか。 イーガンほど極端ではないけど、議論の応酬で話が進むのがイーガンっぽいかも? プロバビリティ三部作はいつかは読みたい。スペースオペラはどっちかというと好きだし。 次に読むのは岡田暁生『音楽の聴き方』(237p)。 岡田暁生『音楽の聴き方』(237p) 〜P16