読んだ本×1冊

  • R・A・ラファティ『九百人のお祖母さん』(539p)
    • 〜P539。読了。
    • ふーっ レベル高すぎっ
    • 全体に、すごくレベルの高い短編集でした。しかもその全てが、ハードSFというよりも奇想系というのが俺好み。
    • この読後感は…近いものを挙げると…星新一? SFを語る言葉が少ないなあ…。
    • お気に入りの話は「カミロイ人の初等教育」「スロー・チューズデー・ナイト」「われらかくシャルルマーニュを悩ませり」「その町の名は?」あたり。
    • 面白いには面白いけど、心をガッと掴まれる感じではなかった。スケジュールの都合はあったけど、読了時間の長さにもそれは表れている。発想の鋭さには感動させられるものの、話のレベルではユーモア話で止まってしまっている。人生のなんたるかを教えてくれる類いの小説ではない。言い方はもっと適当なものがあるかも知れないが、「最上質の暇潰しツール」といった印象。しかしながら質は激高い。
    • 8点。次に読むラファティは長編がいいな。
    • 次に読むのは西尾維新新本格魔法少女りすか』3巻(183p)。1.2日位で読み終わりたい。