SF

『SFが読みたい2008』で誉められてた大江健三郎の『治療塔』が読みたくなって検索したら書影が最高だった。

治療塔 (講談社文庫)

治療塔 (講談社文庫)

SF…!? 仮に、主流文学の第一人者であるところの大江が書いたSF、という意味が込められてるとしたら10〜20年くらいは認識が古いね。いま2009年っすよ?*1 まあ、認識どうこう以前にデザインとして破壊的にダサい! あらゆる点で20世紀に出版される本の表紙じゃない。
自称・物好き偏差値72の私個人としてはぜんぜんありですけどね。ていうか、世の中に迷ジャケは数あれど、このレベルのものはなかなかない。1年以内に半額くらいで(できれば帯付きで)買いたいです。

*1:文庫版が出たのは2008年。一応調べたけど、このデザインは文庫版になる際に新たに作られたもので、1990年のオリジナル版は別の表紙だったらしい。