2009-05-29 読んだ本×2冊 活字本 感想 エドモンド・ハミルトン『フェッセンデンの宇宙』 〜P354。読了。 「夢見る者の世界」。7点。まさに胡蝶の夢。 7点。全体的に、ネタは見馴れてるものが多くて奇想コレクション?て感じですが、我々が当たり前に受け入れることができるネタも先人の業績があってのことで、そういった点へのリスペクトは読んでてかなり感じることができた。ただ、今の時代に「奇想コレクション」として出すと微妙ですな。40年前なら文句ないが。 ネタもストーリー展開も確かにありきたり(に現代の水準では感じてしまうようなもの)だが、実際に読んでみると驚くほどテンプレ感がなく、しっかりとした思考の末に作られていることを感じることができる。オリジネイターの強さを感じる。 村上春樹『1Q84』BOOK 1 〜P55 とりあえず今のところジョージ・オーウェルっぽくはない。