カラテ地獄変読んだ

  • 読んだ。主人公・牙直人がどん底から這い上がる3巻くらいまでは文句なくおもしろいけど海外編になってからはドラマとしての楽しさは激減する。でも全編を通じて女が殴られまくりだったり目ン玉飛び出まくりだったり狂ったバイオレンス描写オンパレードなのでなんだかんだおもしろい。特に最後の方で出てきた必殺技の虎翔はヤバい。ページ捲っていきなりあんなのでてきたら流石に噴くわ。
  • 牙は大東徹源(大山倍達がモデル)を信奉し過ぎですね。何度騙されれば気が済むのか。徹源の人間力がすごくて逆らえないというのもあるけど。カラテの実力に加えて人間力がすごいという意味で徹源と松尾象山はよく似てる。
  • 6点。作品としての完成度はともかく、梶原一騎の思想の暗黒面がよく出たいい漫画。とりあえず僕はバイオレンス描写があれば楽しめる人間だということがわかったので早く人間兇器を読みたい。