読んだ本、1冊読了
- 蓮實重彦『陥没地帯』河出書房新社 河出文庫
- P146〜P171。
- 前半はそれなりに人間関係も追えてて意外と読めたんだけど、半分を過ぎるあたりから通常の小説の読み方だと明らかに矛盾と捉えられるような記述がバンバン出てきたので読解をあきらめた。そこから先の僕は文字を目で追うマシーンになっていました。
- 文章自体は簡潔で一つ一つのテキストは読めるんだけど、読了した今なにが書かれていたのかということに関しては、断片的なことしか思い出せない。全体としてのストーリーはなかった、ということでいいんでしょうか?
- あとがきに「一部で圧倒的なカルト的人気を得た(と思う)。」と書いてあるんですが、これについて語りあう人はどんな話をするんでしょうか? まさか「意味わかんなかったねー」ということをしゃべりあってるということはないだろうけど。
- 4点。何か異常ですごいことは伝わるけど、読解した先に面白さが待っていないことに読み進めながらうすうす気づいてしまうので読解する気が起きない。
次に読む本は未定だけど、さくっと読めるものにするつもり。