読んだ本×3冊

  • 円城塔『Boy's Surface』(251p)
    • 〜P251。読了。
    • れ、恋愛小説? 帯の文句を信用してケータイ小説読むくらいの気持ちで買った読者はどんな顔してこれを読むのか。そういう読者を生むための煽り文句…なんだよね?
    • 後半は完全に活字を追うマシーンでした。これ、書いてる本人はどの程度イメージとして頭に描けているんだろうか。イメージはまったく無しで、単に頭に浮かぶ文章を書き付けててこれが出来たとしても、それはそれですごいけど。
    • 7点。なんだかすごいぞ!
    • 11月25日に駒場円城塔中上紀トークショーが。「作家になりたい東大生に向けて」らしい。作家になりたいわけではないので当日はアウェーの展開が予想されるけど面白そうなので行ってきます。生協にて無料で整理券配布中。今日の昼とったら10番台前半でした。
    • 次に読むのは津原泰水『バレエ・メカニック』(248p)。
  • 舞城王太郎熊の場所』(204p)
    • 〜P204。読了。
    • 3編どれも面白かったけど、一番は「バット男」。いくら愛されても足りないなんていう悲しいことはなぜ起こるのか。人を幸せにするために愛というものは存在するのではないのか。割りきれないものを割りきれないなりに頑張ってたくさんの桁数まで記述するのがフィクションの役割だとしたら、3編で一番優れているのが「バット男」だと思う。8点。
  • 津原泰水『バレエ・メカニック』(248p)
    • 〜P39