読んだ本×3冊

活字本 感想
  • 新城カズマ『15×24』1〜3巻（318p,355p,240p）
    • 3冊読了。ふう。新城カズマの本読むのは初めて。
    • 面白かった。事件に巻き込まれた15人の24時間の行動をリアルタイムに追った小説。だから『15×24』。海外ドラマの「24」みたいな感じ。「24」観たことないけどな。読みがイチゴーニーヨンで2009年っぽい。
    • キャラクター小説なので折り返しに載ってる15人のキャララン。折り返し見返してて気付いたけど、3巻の折り返しにはなぜかホノカの名前がない。理由はよくわからない。あと他のキャラの文章もマイナーチェンジが施されてる。
      • トウコ＞＞＞ミツハシ＞＞マナ＞＞＞アキホ＞トオル＞＞ササウラ＞トウドウ＞マリエ＞（好きでも嫌いでもの壁）≧サトミ≧ノブ＞＞＞ジュン＞〈17〉＞ホノカ＞イスミ＞＞＞＞＞＞＞マーチ
    • トウコはビジュアルが素晴らしい。17才で妊婦であれば言うことはない。
    • ミツハシははじめはあんまり好きじゃなかったけど、ケンカしはじめてから魅力に気付けた。
    • 最下位キャラはぶっちぎりでマーチ…。愚かさといい根性のなさといい擁護のしようがない。しかしながら、15人の中で一番自分に近いのはマーチな気がするなあ。キツいなあ。
    • 物語に調和をもたらすキャラに好感を、混沌をもたらすキャラに嫌悪感を抱く傾向がかなり如実に出てますね。
    • トオルの3巻以降の語りだけど、ちょっと緊張感がないかなあと。トオルの身に起こった事件の効果が薄れている。
    • 7,8点だが、話はまだまだ中盤なので、これから次第と言う他ない。明日4巻を買う。